硬化療法(保険適応)
硬化療法の実際
硬化療法は、硬化剤といわれる薬剤を静脈瘤の中に注入して、静脈の内膜に炎症を起こさせ、その上で皮膚の上から圧迫して患部の静脈を閉塞させ、静脈瘤を消失させる治療法です。
1回の施行時間は10分~20分で、外来通院で施行可能ですので、入院の必要もなく、傷も残りません。
しかし、硬化療法だけで静脈瘤を治療できるわけではありません。
また、場合によってはしこり(血栓形成)や静脈炎、色素沈着などの合併症を起こすこともありますので、手術やレーザー治療の補助的なものと考えていただいたほうがよいかもしれません。
保険適応下での硬化療法(美容目的を除く)
患者向医薬品ガイド
ポリドカスクレロール_患者向け医薬品ガイド (pmda.go.jp)
患者向医薬品ガイドについて 患者向医薬品ガイドは、患者の皆様や家族の方などに、医療用医薬品の正しい理解と、重大な副作用の早期発見などに役立てていただくために作成したものです。(PMDAが本薬剤の情報を公開しています)
利点とデメリット
費用
「弾性ストッキング」を当日処方される方は、別途費用が必要です。
※料金は大体の目安になります。
※サイズや種類により価格は変動いたします。
K617 下肢静脈 瘤 手術